1 日 時
平成21年11月26日(木) 13:00〜15:002 場 所
秋田県庁 1階 正庁(秋田市山王4−1−1)3 出席者
・委員(50音順、敬称略)
亀井慶子、齊藤芳博、佐藤武彦、佐藤学、佐藤良吉、鈴木紀子、大門幸子、
高橋清好、立田聡、土田鐘子、新田基樹、山内和子、山口邦雄
15名中13名出席
(参考)欠席された委員 伊藤まり子、菅原香織・バリアフリーに関する庁内関係各課等
総務課、学術国際政策課、県民文化政策課、産業経済政策課、建設交通政策課、
教育庁総務課、警察本部警務課、障害福祉課・事務局
中野健康福祉部長、明石福祉政策課長、大野福祉政策課政策監、
地域福祉・監査班員4 議事(●委員の意見及び質疑等、○事務局からの回答等)
(議事1) バリアフリー基本計画に基づく施策の状況等について
・事務局から説明
@バリアフリー基本計画に基づく20年度実績について
A公共施設(県・市町村施設)のバリアフリー化率について
B新築等協議及び適合証交付件数の状況について
・バリアフリー基本計画に基づく20年度実績について
●資料に掲載されているのが全ての基本計画になるのか。
○平成20年度に実績がなかった施策等を除いている。
●「バリアフリーコーディネーターの養成」事業については、最近3カ年の実績が同じ数
値である。実際に、養成を実施していないため数値が変わらないのは当然であり、平
成20年度実績として掲載することが妥当であるか疑問である。
○指摘のとおり、過去に養成したバリアフリーコーディネーター数の累積値であり、新た
に養成しているわけではない。そのため、資料に掲載するかどうかについては、今後
検討して参りたい。なお、事務局としては平成20年度に実施した「バリアフリーマップ
体験講習会」や「車いす駐車場とめませんキャンペーン」への参加を通じて、繋がりを
保ちつつ、それがフォローアップになっているものと考えている。
●施策の目標値についての定め方について教えてほしい。達成率が目標値の定め方
によって、高くなったり低くなったりすると思われる。また、実現可能な安易な目標では
なく、意味ある目標値を設定することが大事であり、相当の議論が必要となる。
○基本計画(後期計画)策定時に、各担当課が定めた目標値となっている。次回の計
画策定時(平成22年度中予定)には、様々な角度から検討をしていく。
●「秋田県住宅建設資金融資制度(ほっと安心住宅、住宅改良)」の目標値が「住宅の
バリアフリー化率」となっており、施策の内容と目標が連動していない。また、この制度
の申込実績件数は11件であり、多いとはいえない現状と思われる。的確な目標値の
設定が必要ではないか。
○目標値の「住宅のバリアフリー化率」については、県建築住宅課で実施したアンケート
結果によるものであり、施策の内容と一致していないように感じられる。本来であれ
ば、申込件数の目標を設定し、それに対する実績で達成率を計上することが適当と判
断される。次回の計画策定時には、修正について検討したい。
・新築協議及び適合証交付件数の状況について
●バリアフリー適合証が交付申請主義なのは理解しているが、申請する側からすれば、
バリアフリーの基準を満たすためなどの費用がかかり増しとなる。交付件数増加のた
めにも、何か良いメリットを講じてはどうか。
○バリアフリー適合証制度導入の際に、議論されていた話だと思う。バリアフリーに優れ
た施設であることをPRすること以外に、具体的なメリットがないのが現状である。
●本来、経費負担の問題については、官民一体で考えるべき議論であり、当初のこの
議論がなかった場合は「負担の理念なきバリアフリー社会の形成」となってしまう。民側
の貴重な意見であるため、次回の計画策定時には、検討すべき課題であると思われ
る。
・公共施設(県・市町村施設)のバリアフリー化率について
●前回の審議会で、バリアフリー化された施設の割合が0%となっている市町村があり
意見を述べさせてもらったが、今回の資料ではそれが解消されているようだったので
良かったと思う。
●市町村の車いす駐車場設置状況が低いと思われるが、その現状は。
○御存知のとおり、車いす駐車場には3.5mの幅が必要であり、駐車場のスペースに
よっては設置が難しい施設もある。また、市町村によっては財源の問題が考えられる
が、引き続き公共施設のバリアフリー化について呼びかけていく。
●恐らく、もう少し頑張ればバリアフリー化率が上がる施設もあると思われるため、各市
町村にこのデータをフィードバックしていただきたい。
・その他
●障害福祉課の「コミュニケーションを支援する人材の養成」という施策があるが、これ
は具体的にどのような人材養成を行っているのか。点字関係業務を依頼したいのだ
が、依頼先が不明であるため教えてほしい。
○具体的な人材養成内容については、後日文書で回答する。
●点字関係業務については、秋田県点字図書館に電話して紹介いただいたことがあ
る。
(議事2) 平成21年度福祉政策課実施事業等について
・事務局から説明
@平成21年度 車いす駐車場「とめません」キャンペーンについて
A車いす駐車場利用等実態調査事業について
B秋田県バリアフリー推進賞について
・平成21年度 車いす駐車場「とめません」キャンペーンについて
●県民イベントにおいて、秋田市立広面小学校は具体的には何をやったのか。
○昨年度の秋田県バリアフリー推進賞を受賞した「仙北まるごとバリアフリー実行委員
会」の活動が好評だったため、同じく推進賞を受賞した同小学校と共に視覚障害者疑
似体験の授業を実施した。また、ボランティア委員会による活動報告や合唱(4曲)
なども実施。
●「とめません」キャンペーンに参加し、不適正な利用が減ってきていると感じている。
実施内容としては、少し物足りない感じではあるが、それなりに成果はあるのではない
か。また、交通バリアフリーについても、一昔に比べればだいぶ浸透してきている。
●広面小学校の音楽ステージも良かったし、各NPOとの協働ブースも良かったので、
アピール度はあったのではないか。
●不適正利用については、実際に障害者や高齢者にならないとわからないと思う。核家
族が増え、高齢者と生活しないことにより、子ども達の思いやりの心が欠けている点も
ある。子ども達への思いやりの心教育が必要である。
・車いす駐車場利用等調査事業について
●この調査は、身障者用駐車施設利用証制度(パーキングパーミット)を見越しての事業
か。
○事業の趣旨は、「施設における車いす駐車場の状況」や「県民の意識」を調査すること
にある。なお、身障者用駐車施設利用証制度(パーキングパーミット)に関する設問も設
けており、調査結果によっては、当該制度の導入についても検討することとなる。なお、
山形県や福島県では導入済みであり、制度を導入するしないにかかわらず、検討が必
要な事項であると認識している。
●この調査は、国の緊急雇用対策事業の一環で実施されているが、把握した内容を今
後、どう生かすかが大事である。そのため、県にはこの結果を無駄にしないようにお願
いしたい。また、アンケートやキャンペーンイベント等で、啓発用ポケットティッシュがよく
見受けられるが、やはりポケットティッシュが最適なのか。
○財源として、国の緊急雇用対策事業を活用したが、事業の本来目的は、あくまでも調査
である。
○ポケットティッシュはメリットとして、渡しやすい・ほとんどの人が受け取る・県のメッセージ
を伝えることができる・比較的安価であるなどの点がある。これに代わる効果的な啓発物
品があれば検討したい。
●過去には、コースターやチラシ等もあったが、ポケットティッシュは啓発用として良い。な
お、テレビコマーシャルという手段もあると思う。
(バリアフリーに関するフリートーキングにおいて出された意見・感想)
●これからは、官から与えられるだけのバリアフリーはもう卒業して、県民1人1人がよりよ
い生活をしていくために意識改革していくことが次のステップではないかと考える。
●交通バリアフリーに関しては、低床バスの導入率の低さやJR(秋田駅以外)のバリアフ
リー化の低さ等を鑑みると、観光旅行などに出かける際の交通手段はまだまだ大変であ
る。その点、京都や奈良は文化財施設まで車いすで観光できるため、秋田県でも見習っ
てもらいたい。
●低床バスの導入が必要であると認識はしているが、導入率(10%程度)が低い原因の
1つには除雪の問題がある。除雪がしっかりしていない地域において、低床バスによる
事故を考慮すると、なかなか導入に踏み切れない。県には除雪をきちんとお願いした
い。
●福祉施設建築の際に、現場の生の声を聞ければ、より質の高いバリアフリー施設を建
築できるのではと考えたことがあった。バリアフリーコーディネーター以外にも、様々な
コーディネーターが養成されており、関係者が一同に勉強できる場があれば良いと考え
られる。
●秋田市内の小学校で、老人福祉月間の出前講座(秋田市職員対応)として、児童が高
齢者の疑似体験をしたという新聞記事を見た。福祉政策課が配布している副読本と一
緒にこのような活動を実施できれば、より一層福祉のこころの充実につながるのではな
いか。
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