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 第27回童っ子(わらしっこ)の雪まつり、゛男鹿のなまはげ太鼓゛

 2月2(土)〜3日(日)、恒例となった「童っ子の雪まつり」「美の国秋田冬まつり」が秋田市八橋運動公園を会場に開催された。特に、2月3日は雲ひとつない好天に恵まれ、多くの家族連れで賑わった。雪まつりは、「子供に夢を」をキャッチフレーズに、心豊かな雪国の伝統行事や雪遊びの伝承を通じて「いきいき秋田っこ」を育てたいとの願いを込めて毎年開催されている。
 子供たちに大きな人気を呼んだ平鹿町の熱気球・・・平鹿町熱気球クラブは、平成3年6月に結成。現在会員は60名。熱気球は4人乗り。雲ひとつない青空に、「ひらかまち」と書かれた緑の熱気球が「子供たちの夢」を乗せて空高く舞い上がった。
 氷の彫刻・・・製作は、夕方から始まり、夜中、朝方と徹夜で行う。ボランティアとは言え、かなりキツイ作業だ。「氷の美しさ」を子供たちの心に刻み込みたいとの熱き製作者たちの願いが込められている。氷の彫刻は、逆光に透けて輝き続けた。
 横手のかまくら・・・会場に設置された2個のかまくらには、長蛇の列ができた。中には「水神様」を奉っている。皆さん、お賽銭を上げ、手を合わせて子供たちの健やかな成長を祈っていた。横手は、もともと水に恵まれた土地柄ではなく、井戸のそばに水神様を奉る祠が作られ、良い水に恵まれますようにと祈っていた。かまくらは、水神様に感謝するとともに、子供たちの健やかな成長を祈る伝統行事だ。(祭り開催日:2月15〜16日)
 湯沢の犬っこまつり・・・犬っこまつりは、約四百年前、佐竹南家の殿様が一帯を荒し回った盗賊を退治して以来、「悪党を追い払う」という願いを込めて、人々がコメの粉で犬のしん粉細工を作り、家の入り口に供えたのが始まりとされる。(祭り開催日:2月9〜10日)
 男鹿のなまはげ・・・鬼に扮した若者が2〜5匹ずつ組んで家々を訪問する男鹿のなまはげは、大晦日の行事だけに、見物するのはなかなか容易でなかった。今では、2月になまはげ柴灯祭を開催、たっぷりその興趣を味わうことができる。(祭り開催日:2月8〜10日)
 三吉神社梵天祭り・・・この祭りは、「米の国秋田」の五穀豊穣を祈願する小正月行事の一つ。5mほどの棒に色とりどりの布切れで飾り込んだ「ぼんでん」を神社に奉納する。
 大館のアメッコ市・・・昔、甘味料として農家の主婦が米でアメをつくり餅につけて、食べたものが、旧正月の行事として、この年の豊作を祈願するため「ミズキ」の枝にアメをつけ、稲穂の代わりに神前に供えるようになった。右の白装束の神様は、アメッコ市で巡行する「白ひげ大神」。アメッコを配りながら「このアメを食べると風邪をひかないよ」とPRしていた。(祭り開催日:2月9〜10日)
 熱気球と同じ市民グラントでは、スノーモービルの試乗も行われ、長蛇の列ができていた。
 子供たちは、そりに乗って斜面を滑り降りたり、馬そりに乗ったりして思い思いに雪遊びを満喫していた。
 会場には出店が並び、大勢の家族連れでごった返した。左は「とん汁」、右は「きりたんぽ鍋」
 懐かしい「おやき」は飛ぶように売れていた。  タラ鍋にきりたんぽが入った「きりたんぽタラ鍋」
 五城目町の朝市店では、ヤマワサビも販売されていた。  平鹿町の「なすの花ずし」・・・なすの中に食用菊、南蛮、もち米を詰めて麹に漬け込んだもの。見た目が綺麗で、花の香りがさわやかな漬物である。
 箱ぞり  馬そり(馬は昼食中で不在だった)
 左は、小さな雪玉を転がし、大きな雪玉にしているところ。 右は雪だるまの完成。
 雪国に生きる大人にとっては、雪はとかく邪魔物というイメージが強いが、子供たちにとっては、創造力と夢をかきたてる天からの贈り物だと、改めて考えさせられた。

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