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China communication 2 2000年10月23日UP

今回は、蘭州市の街中の様子也、大学内の風景をお伝えします。
蘭州市は、黄土の荒涼とした風景が広がる標高1510mの高地にあり、回教寺院や白い帽子を被った回族の姿が目立つイスラム色の濃い町であります。街中を黄河が流れ、東西に市街が約20kmにも延びる細長い町が甘粛省の省都、蘭州です。シルクロードだけではなく、青海やチベットへの入り口として、交通の要衝にもなっています。また西北部最大の工業都市でもあります。

写真は、黄河北岸の市民の憩いの場、白塔山公園から望んだ、黄河と市内の風景です。名前の通り、黄色で泥色の黄河がお分かりでしょうか?1枚目の写真は、黄河を背景に島本主任です。2枚目の写真は五泉山公園から望む市街地の光景です。
河からの取水施設、巨大水車です。壮観の一言に尽きます。この水車は、建設されてから約400年余り経過しておりますが、現在でも十分機能を果たしています。重要文化財に指定されています。黄河の両岸には、大小様々な水車が、1952年までに、約250基が作られていますが、現在でも取水効率の良い新設のポンプ場と同様に大活躍しています。
街中の風景です。トローリーバスやタクシー(赤色、黄色)自転車の行き交う光景です。中国というと「自転車」というイメージが強いですが、最近は、バスを利用する人が増えています。
タクシーは、赤色の車(日本で言う「シャレード」)と、黄色の軽バンの2つの種類があり、軽バンは大きな荷物を持っている時には大変便利です。初乗りは、4元です(1元=10角=13円)、北京では、10,4元。バスは、5駅まで5角、5駅以上は1元です。必死になって、道路を横断している人々の姿が分かります。
 蘭州大学です。詳しい説明は、中国通信1をご覧ください。
 中国では、一般的に学校や会社を含めて、昼休みが昼の12:00〜14:30までの2時間半あります。昼ご飯を食べてからそれぞれ昼寝をしたり、卓球をしたりと、思い思いに過ごしています。しかし、北京也上海、大連等では、外国資本の会社が多いので、昼休みは、日本と同じく1時間程度の所が多いようです。
大学脇の飲食店や露店です。果物の種類も豊富です。ちなみにリンゴは、1斤(=500g)1元です。
 蘭州の名物を1つ紹介します。「牛肉麺」です。100年前に回族の馬保子がビーフコンソメのそば屋を開いたのが始まりと言われ、その後、大根や各種薬味を使って味に工夫した結果、辛くて美味しい牛肉麺が出来上がりました。
 蘭州市民は、朝ご飯としても牛肉麺を食べる習慣があります。とても美味しいです!1杯、2元前後です。
今回の中国通信作成に当たっては、蘭州大学留学生の佐藤さんにもご協力頂いております。佐藤さんは、貿易関係の仕事を目指す為、こちらで勉強中です。ロシアでのボランティア経験があり、日本海を挟んでの対岸交流に大変関心を持たれており、今回の中国通信に賛同してくださいました。写真右が佐藤さんです。

 以上のような内容で、蘭州市や市民の生活がどのようなものか、いくらかお分かり頂けたでしょうか。

 次回は、蘭州市の農業、工業也、西部大開発に沸く甘粛省などをお伝えできればと思っています。