2003.11.22  秋田県児童会館(秋田市) 
高畑会長あいさつ あきた食料環境ふるさとを考える地球人会議会長(水土里ネット秋田会長)

「共に語ろう!ふるさと”あきた”」
の魅力をテーマに「地球人フォーラム2003」が開催されました。あきた食料・環境・ふるさとを考える地球人会議が平成11年から毎年、ふるさと”あきた”の源、「水・土・里」にちなんだテーマで開催しており、今年で5回目。会場に詰め掛けた、あきたサポーター約400人が「ふるさとあきた」の魅力をあらためて知る機会となりました。

プログラム

【基調講演】 山下裕作 氏  独立行政法人 農業工学研究所
 演題 「村おこしに活かせ伝承の力」

●いかにして農村振興を進めていくか、四国地方の事例紹介を交えて、語られました。特
  産もない高齢化した小さな村で、村に伝わる仕事唄をうまく保存伝承。その過程で、地
  域のつながりが生まれた。いまでは特産品としてのソバの直売所ができ、活気がでたと
  いう。その地域のおいたちを知り、その中からふるさとの魅力を探ることが大切だそうです。

●秋田をよく知っているという山下さん。そのわけは、子どもの頃、矢口高雄の「釣りキチ
  三平」や菅江真澄の著作を多く読んだからだという。また、雪がほとんど積もらない関東
  地方から見て、”あきた”のかまくらは、情緒豊かで憧れるとのこと。

  【パネルディスカッション】

パネリストからは、あきたの魅力について多く
の意見がだされました。

●自然の恵みを受け、私たちが生活を楽し
  んでいると、口コミで自然と人が集まって
  くるはず
●田んぼは、農業生産の場であるほか、地
  球温暖化や空気の浄化など多面的機能
  があることを知ってほしい
●高齢者がもっている知識を子どもたちに
  伝承することが大切
など

【農業・農村の旅 わくわく探訪 感想文朗読】

↓写真中央 吉田弥生さん(合川町 合川東小5年) 
      右  畠山季樹さん(鷹巣町 鷹巣小  6年)

●頭首工やため池などの農業施設を見学して、「作物に欠かせない水の大切さと農業施設
  を守ってくれている人がいるということを知った。また、地域のみどりを大切にしていきた
  い」と感想を発表してくれたふたり。少しでも農業農村整備に関心を持ってくれてありがと
  う。関係者として、とてもうれしく、そして、その気持ちを大切にしてほしいと思います。

●農業・農村の旅 わくわく探訪
  小学生とその保護者を対象に身近な土地改良施設(頭首工・農業集落排水処理場・ため
  池・ほ場など)を巡る旅。農業や農村についての関心を持ってもらうことを目的とする。毎
  回、ちがう施設を選定。普段なかなか足を踏み入れることができないだけに貴重な体験
  ができると好評を得ている。今年で7回目。主催は、水土里ネット秋田。

  司会は、AKT秋田テレビのアナウンサー
  綿引かおるさん。毎週土曜日の「JAみど
  りの広場」でおなじみです。さわやかな語
  り口がとても印象的でした。

このフォーラムを通じて、ふるさと”あきた”の魅力は、農業や農村・自然にあることを再認識
しました。また、こうした魅力は、それを支えている人(土地改良区や農家)がいて作られ
ていることも。
私たちは、そんな人々が暮らす農村づくりのお手伝いをしています。農業生産基盤整備か
ら農村生活基盤整備、防災保全、さらに地域コミニティ活動のお手伝いなど。
農村に住んでいる人、農業を行っている人・行っていない人、また、都市から、農村を訪れ
る人。だれでもが気軽に農村にふれられる。そんなフィールドづくりを目指しています。
 
取材・編集
農林水産部 農地整備課・農山村振興課