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デジカメ紀行、ふるさとの秋
2001年秋、秋田県由利郡鳥海町百宅
はさ掛け・・・時代とともに消えゆく山村の風物詩。由利地方の山村では、今でも懐かしい光景をあちこちで見ることができる。長さ約3mほどの丸太を2m間隔で直列に立て、30cmほどの間隔で段上に丸太を縄で固定、各段に稲束を二つに開いて掛ける。乾燥期間は、およそ二週間ほど。
いなご・・・稲穂の波が広がる田んぼ、その畦を歩くと無数のイナゴが飛び跳ねる。「夕焼け小焼けの赤トンボ」と同じく、イナゴも遠い少年の心を想い起こす。かつては、イナゴを夢中で捕まえ、どこの家でも佃煮を作って食べた。
名 水・・・酒造りは、土地の米を土地の水で仕込む。「米を炊くには、その産地の水を使うのが一番」と言われている。すなわち、秋田米なら秋田の水で炊けば、最高の相性と美味しさを味わうことができる、ということだろう。(写真は、笹子名水)
かや葺き農家・・・写真集「かや屋根抒情」(武田書店、JA秋田五連推薦)の著者・加賀谷美津友さんは、写真集の冒頭に次のように記している。「かやぶき作りの家はいま、年ごとに数を減らし、その風景は永遠に還らないのかも知れません。・・・失われゆく故里の原風景への郷愁を断ち難く、゛手からこぼれ落ちた豆を、再びその手に拾い集めるような心情で゛ポツリポツリとその情景を拾い収めました。」
茅(かや)・・・茅は、屋根を葺くだけでなく、雪囲いなど村の暮らしに利用された貴重な材料だった。茅場で育てた茅は、野生のものより太く長く鋭かったという。上の写真は、屋根の葺き替え作業だが、三尺ほどに切断された茅の束が見える。茅を押さえる横木を「ナル」と呼ぶ。この横木を足場に作業を行う。茅を並べて積む、表面をそろえる、茅を押さえる・・・この作業を繰り返し次第に上に登って行く。
9月のわらべうた・・・「坊さん坊さんどこへいく/わたしは田んぼの稲刈りに/そんなわたしも連れてって/お前が来るとじゃまになる/このかんかん坊主くそ坊主」