Egyptian communication

 我が農地計画課のホープ・高橋篤史君が、水利組織のJICA派遣専門家としてエジプトで活躍しております。現地で得た最新情報は、画像とコメントを含めて、農地計画課に瞬時に届きます。このコーナーでは、エジプトの素顔に迫る旬の情報を新鮮な画像を中心に順次お伝えします。


 第1弾は、6月1日に届いた現地の画像2枚。
 馬車に乗り田植えに行く人々です。
それほど大きくない馬車に沢山の人が乗っています。一見しただけでは、何人乗っているか分かりませんでした
 農家は、まだ機械の導入などはほど遠く、家畜による耕起が一般的です。
 写真で見た昭和30年以前の日本の農村地帯を見るようです。
 写真は、エジプトの田んぼ。馬で苗を運ぶ風景です。
ちょっと遠くで見にくいと思いますが・・・
 エジプトは、砂漠の国であり、緑の国でもあります。

プロジェクト名 ナイルデルタ水管理改善計画
Water Management and Improvement Project in the Nile Delta
(JICAプロジェクト方式技術協力により実施)

 エジプトでのプロジェクトの内容や任務などについて、彼からの報告をそのまま掲載します。

■プロジェクトのメンバーは5名。
 チーフアドバイザー 梶原親信 (農林省)
 コーディネーター   本間  一 (JICA)
 水管理・潅漑施設  清野哲生 (農林省)
 営農          浦山   久  (JICA)
 水利組織      高橋篤史(秋田県) Mr. Atushi Takahashi

■配属先   水資源潅漑省

■目的
 エジプトでは、現在でも100%近くまで潅漑用水は利用されており、農業生産拡大のための新たな水資源開発の可能性も低いことから、水資源の有効利用の取り組みが必要となっている。

 またデルタでは水路の周辺に農家が点在する関係から、生活用水の多くを、農業用水路に依存している状況であり、近年の水環境の悪化は農民の生活環境にも悪影響を及ぼしている。

 この状況下で、水資源のせっ迫と水環境の悪化に対応して、農業用水の管理技術の改善によ水資源の有効利用、水質の浄化を図り農業生産性を向上するためのパイロット的役割である。


■派遣期間 プロジェクトは5年間
        私の任期は、2000年3月1日から2002年2月28日

■任 務
 水利組織のJICA派遣専門家ということで、派遣されています。
 任務は、端的に言えば農民主体の水利組合、(日本で言えば土地改良区またその上の連合)を創設することである。

 エジプトの用水路は、ナイル川の堰から幹線用水路・準幹線用水路・デリバリィーキャナル・メスカ・マルワとなり、マルワは、小用水路です。(すべて土水路)

 本プロジェクトでは、メスカを対象とし、受益面積は1600haです。
 水利組織は、メスカ単位で水利組合を創設し、デリバリィーキャナルで1つの連合を法人として創設することを最終目標です。 

【Purpose】
   In Egypt, water is used about 100% recently . Therefore it is hardly possible, to develop the new water resources for agricultural produce. "The advanced utilization of the water resources" is needed now.
   Farmhouse is dotted to nearby waterways in the delta area. Most of the farmer's life water is water for agricultural irrigation . The bad quality water in recent years happens to bad influence on the living environment of farmers.
    The purpose of this project is improvement of the water shortage and the water quality. This project contributes to improve water control technology, to use water resources effectively , to purify water quality and to improve agricultural produce furthermore.

【Task】
   The Task is to establish the water manegement association of the farmer. The Egyptian canal consists of the major canal from the head works of Nile, quasimajor canal, delivery canal,MESUKA(I don't know spelling), and MARUWA(?). MARUWA is a small flume. This project deals with MESUKA which benefit area is 1600 hectares. The final goal is to establish 1 corporation in a delivery canal, combined with the water manegement associations of MESUKA.