秋田県農林水産部農業関係補助事業に係る第三者委員会 要旨


◎開催日時:平成15年3月19日(水)午前10時〜12時
◎開催場所:秋田県庁第2庁舎 53会議室
◎出 席 者:(委員)  佐藤委員(委員長)、堀井委員(副委員長)、稲元委員、高橋委員、松本委員
         (県)   農山村振興課長、水田総合利用推進課長、農畜産振興課長、他関係各課担当者

1 開 会

2 あいさつ (農山村振興課長)

3 委員会の設置について

・ 事務局から委員会設置要領について説明があった。

4 委員長・副委員長の選出

・ 委員長には、農業政策の学識経験者として委員となっている佐藤委員を、また、副委員長には、公認会計士である堀井委員を選出した。

5 議 題 (佐藤委員長が議長となり進行)

・ 事務局から、今回の議事の概要と会議資料の公表を県ホームページ上で行う旨委員に 提案し、了承。

(1)秋田県農林水産部関係補助事業について
・ 事務局から、資料に基づき、次の各事業についての説明。
   @ 経営構造対策事業、アグリ・チャレンジャー支援事業について
   A 地域農業構造改革モデル事業について
   B 生産振興総合対策事業について

(2)意見交換

(委員)
・ 各地域では地域農業マスタープランに基づき事業を実施していること思うが、全体と して地域がこうなる、その中で、この部分は経構事業でやるし、この部分は 生産総合事業でやるというように、「外」に対してわかりやすくした方がよいと思う。
・ 経営構造対策事業について、事業実施地区の数が多くないように思う。地元では事業 をやりたいが、要件等が難しくて手を挙げられないということもあるのではないか。現実の問題は問題として深刻になっていき、他方では事業が表には出てこないという齟齬 が生じていると思っている。このような状況を踏まえた対応を、行政の方でも意識的にやってもらいたい。
(県)
・ 事業をやる場合、特に集団が事業主体となる場合、補助残部分について、自己資金等 でどう対応するか、それから、集団なり地域では、各農家がこうした事業が必要だと思っていても、だれかリーダーとなって引っ張って行ってくれる人がいない、このような 問題があって事業が表に出てこないということだと感じている。我々も、補助残部分について制度資金対応や、リーダーの育成等について指導していかなければならないと思 っている。


(委員)
・ 補助事業を活用してりっぱな施設ができた後、商売として定着させるまで、経営面のフォロー、チェック等が重要と思う。
・ 県内には農産物直売所と言われるものがたくさんあるが、直売所だったら何でも売れる、買ってくれるという安易な考え方もあるのではないか。運営している農家の方々に セールスマネージメントの研修する機会も必要と思う。
・ 例えば、きのこ(エリンギ)だが、食べ方、料理の仕方、健康に良いとか、もっと試 食させる、キャンペーンを張るとかの売り方の工夫を上手くやればもっと売れると思う。
・ 現在、農産物は、生産から食卓までコーディネイトしていかないと売れない時代になってきている。
・ 事業で施設を作るのは簡単にできる。実際に運営してみて収入を確保し、最終的にこの設備投資が効果があるかどうか検討すべき。補助金を出すところまでではなく、運営まで把握して点検評価してもらいたい。
・ 経営指導とかの前に、現場ではどのようなことに困っているのだろう、どのような要求があるのか、問題を発見すること、事実関係を確認することが大切と思う。それを踏まえた的確な事業を仕組むことが大切と思う。
(県)
・ 経構事業では、県推進事業として、農業会議に専門家、コンダクターを設置して、これから事業に取り組むもうとする地区や、事業実施地区のその後のフォローを行ってい る。
・ 基本的には、施設の管理運営・指導は、町や第3セクター、直売組合が責任を持ってやることとなるが、県として、どこまで関与すべきかどうか微妙な問題もあるので引き 続き検討したい。

(委員)
・ 秋田県は農業県と言われながら、農業のお先真っ暗という印象しかない。このような 広い農地と恵まれた自然があり、温かい人情がありながら、なぜ農業がお先真っ暗なのだろうか。担い手が育たないと言われているが、世の中が仕事がない状況の中で、農業 の専門家になってやってみないかということをもっと都会の方にアピールしたらどうか。そのような人たちをリーダーにして育てていくことも、一つの明るい方向となるのではないか。
(県)
・ 今日説明した事業は国の事業だが、県独自の事業「あなたと地域の夢プラン応援事業」の中で、新規に農業をやりたい方、学卒で農業に取組たい人を対象に、野菜や花を栽培するビニールハウス建設に対する助成をしている。まだまだ、期待するほどの人数は確 保できていないが、この事業を活用して就農して大規模に農業をやっている人もいるので、今後もPRに努力していきたい。

(委員)
・ 農業をやっている農家の若い人と先日話す機会があったが、横の連携・仲間づくりを どうしたらよいのか考えさせられた。同じ年代の若い就農者が、やる品目は違っていても、集まる場とか交流できる場があればと思った。
・ 若い就農者の横の連携・仲間づくり対策については、農業関係機関が、全体としてのストーリーを立てて、その中で役割分担しながらやることが大切ではないか。現場では、孤立感を深めているが、県としてできること、市町村と連携してできることを考えてや るべき。現場では普及が対応しているだけ、という地域もある。このことは、産地を作っていく、元気を出して行くための基本的な部分だと思う。

 その他 特になし

7 閉 会

★配布資料(PDFファイル:1.24MB)

−以上−