川口小学校3年生のネギ定植体験 (大館市・立花ファーム)




「ファームの皆さんと一緒にパチリ (^^)v 」

 平成17年6月2日、とても良い天気の中、大館市川口小学校の3年生がネギの定植(ていしょく)を体験すると聞いて、おじゃましてきました。
 場所は、大館市の立花地区で集落営農(しゅうらくえいのう)に取り組んでいる「立花ファーム」のネギ畑です。
 「ファーム」では今年も2.2ヘクタールの畑でネギを栽培する予定で、秋には恒例の「ネギ祭り」を開催するそうです。

 まずはごあいさつ。

 「ファーム」代表の長崎さんが、「ファームの校長先生」として紹介されました。
 続いて、ネギの説明。

 今日定植するネギも、秋にはこんなに大きくなります。
 これがネギの苗です。

 「立花ファーム」では定植機を使うので、このような「セル」に入れて苗を育てています。
 ネギの苗をどうやって育てるかというと...

 まずはこの機械で種をまきます。
 一つの穴にちゃーんと2個づつ種が入ります。

 本当は、種が入る前にベッドになる土が敷かれ、種の上にもふとんになる土がかぶさります。
 小さな穴の中で土にくるまれた2つの種に、パイプハウスの中で水や肥料をあげて、1ヵ月半〜2ヵ月たつと、こうして立派なネギの苗に育ちます。
 みんなでネギの苗を畑へ植えました。

 ネギの苗は、畝(うね)の上でなく、その間の低い場所に植えます。

 ひととおり植えたところで、ネギの定植機が登場しました。

 「ファーム」ではこの機械を使っているので、少ない人数でもたくさんのネギを育てることができます。

 みんな、どちらかというと機械の方に興味しんしんでした。
 ネギの苗は一苗づつベルトの上を流れ、後ろの車輪の間を通って植えられていきます。
 機械を使った定植にチャレンジしてみました。

 みんな行列になって次の順番を待っています。
 「ファーム」代表の長崎さんは、「みんな上手だな〜」と、びっくりでした。
 質問コーナーです。

 みんな質問を考えてきていました。

 質問1:どうして一番低い場所に植えるの?

 質問2:どうして立花のネギはおいしいの?


 答えはこのページの一番下にあります。
 
 質問3:とれたネギはどこへ行くの?

 質問4:ネギの種はどこにできるの?

 質問5:ネギを作っていてどういう気持ち?
 最後に、大豆の種まきもみせていただきました。

 大豆の種もこうやって機械でまきます。
 大豆の種まき機は小回りがきくので、隅々まで種をまくことができます。
 「今日はどうもありがとうございました。」

 農業に興味がわいた子もいたようです。けれど、「まず電車の運転手をしてからならファームで仕事をしてみてもいいよ。」とのことでした。
 「立花ファーム」の皆さん、ありがとうございました。

 機会があれば、またおじゃまさせていただきます。


質問の答
 ネギが育つにつれて、畝(うね)の土をネギの根元に盛り上げていきます。

 土をかぶったネギは、20日くらいで白くなって伸びるので、それからまた土をかぶせます。

 こうして、白くて柔らかいネギができるのです。

 もう40年も作っているので、おいしくなる作り方を知っているのです。

 その経験と肥料のやり方は、秘密です。

 でも、立花で作っているネギの半分以上は「吉蔵(よしくら)」といって柔らかくおいしい品種です。

 お店で良く見かけるのは「雄山(ゆうざん)」といって日持ちはしますが「吉蔵」よりはやや堅めの品種です。

 今年の立花のネギはネギ祭り用なので、市場には出ませんが、昨年は一部が市内のスーパーで売られました。

 立花以外で作られている大館のネギは、農協が集めて、仙台や東京へ向けて出荷されています。

 ネギを収穫しないで放っておくと、次の年に花が咲いて種ができます。それが「ネギ坊主」と呼ばれています。

 ネギが病気になったり、倒れたりしたらがっかりするけれど、長く太く立派に育つととてもうれしいです。



編集:秋田県 農林水産部 農地整備課 調整・企画班

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