毎年好評を博している「顔写真入りオリジナル名刺」の無料作成サービス。今年もワンポイント写真(名刺の右下に印刷される写真)を一新して「農業農村整備フェア」(場所:協賛第1会場樹海ドーム内)で行います。手作り名刺だけに数には限界がありますが、3〜4台のパソコンをフル回転して頑張ります。作成手順は、デジカメで撮影した画像を加工し、名刺作成ソフトを使って作成・印字します。昨年の実績では1000人を越えています。今年のテーマは、自然・環境、田園景観、食と伝統文化の3つ。名刺パターンは、右下の写真を変えた15パターンを用意しました。無料名刺は、1人10枚。皆様のお越しをお待ちしています。

 さらに2001年特集として「環境保全」をテーマに、絶滅危惧種イバラトミヨを水槽に入れて展示します。また、今年から農業ため池に生息するブラックバスの駆除が開始されますが、ブラックバスの駆除について広く県民の理解を得るために、大館市の農業ため池で捕獲されたブラックバス数尾を水槽に生かしたまま展示します。恒例の写真コンクール入賞作品の展示など、盛りだくさんの企画で皆様をお迎えしたいと思います。

第124回秋田県種苗交換会農業農村整備フェア
開催期間:2001年10月31日(水)〜11月6日(火)
ところ:秋田県大館市「大館樹海ドーム」内、協賛第1会場

テーマ1:自然・環境(名刺の右下に印字される写真です。)
カタクリ ミズバショウ
花とテントウムシ カエル
赤トンボ 美しき水・その1
美しき水・その2

美しき水をもたらすブナの森

テーマ2:田園景観(名刺の右下に印字される写真です。)
朝露にしっとり濡れた田んぼ 棚 田(写真:池田和子
心のふるさと・美しい田園空間写真:池田和子

伝統的な茅ぶき農家(写真:池田和子

テーマ3:食と伝統文化(名刺の右下に印字される写真です。)
旬の野菜たち 干し餅(写真:池田和子
雪中田植写真:池田和子)・・・雪中田植えは、「庭田植え」とも呼ばれ、農家が戦前から仕事始めの儀式として庭先に稲わらを植え、五穀豊穣を祈願したのが原形。

 1992年「国連地球環境サミット」で環境問題がクローズアップされました。そのアジェンダ21で「持続可能な農業・農村開発」がうたわれ、同時に「生物多様性条約」が結ばれました。この流れを受けて日本では、1993年、環境基本法が定められ、1995年には生物多様性国家戦略を策定しました。1999年に定められた食料・農業・農村基本法では、農業生産基盤の整備について「生態系等の自然環境の保全や美しい景観形成等環境との調和に配慮しつつ、事業の効率的実施」をうたい、2001年6月に改正された土地改良法では、その第1条に「環境への配慮」が盛り込まれました。

 こうした環境保全への期待の高まりを受けて、秋田県では既に「生態系保全対策検討会」を設置、絶滅危惧種に指定されているイバラトミヨの保全対策を検討し、生態系に配慮した工法を採用しています。これは、全国でも先駆的な事業として評価されています。また、県内の河川・湖沼に密放流されたブラックバスは、生態系に与える影響が大きく、全県的に拡大しているため、今年から、関係者が一体となって農業用ため池に生息するバスの駆除作戦を展開することになりました。農業農村整備フェアでは、「環境保全」をテーマに「絶滅危惧種・イバラトミヨ」と実際に農業用ため池で捕獲されたブラックバスを水槽に生かしたまま展示します。

イバラトミヨの展示協力者・・・農業農村整備事業に係わる生態系保全対策協議会専門委員/県立大学短期大学部農業工学科の神宮字寛講師=農業土木、農村計画学=
ブラックバスの展示協力者・・・水産振興センター、北秋田総合農林事務所
 イバラトミヨはトゲウ科の淡水魚。体長6cm前後で、背びれに8-10本のトゲがあり、生息域のある県南部では「ハリザッコ」と呼ばれている。主に湧水(ゆうすい)のある低温で清らかな沼や、湧水が注ぎ込む水路などにすんでいるが、最近は生息域が減少。「県版レッドリスト」では「絶滅危ぐ種TA類」に分類されている。(写真は、平鹿町教育委員会提供)
 秋田県で生息が確認されているオオクチバス。北米原産の肉食魚で一般に「ブラックバス」と呼ばれている。1982年(昭和57年)に秋田市の沼で確認されて以来,分布域は急速に拡がり、現在では県内ほぼ全域の湖沼や主要な河川で生息が確認されている。稚魚期には動物プランクトンを捕食し、成長に従い魚食性が強くなる。魚類(オイカワ、ウグイ、アユ、ヨシノボリ、ウキゴリ、ドジョウ、ワカサギ、コイ科の小魚など)のほか,昆虫類,甲殻類(エビ・カニ類)、両生類(カエル,イモリなど)や、時にはネズミなどの小型ほ乳類、鳥類などを、歯が大きい種でも通常は丸飲みにして捕食する。
 名刺作成作業マニュアルの表紙。今年は、北秋田総合農林事務所土地改良課の職員が中心となって「顔写真入りオリジナル名刺」の無料作成サービスを行います。既に入念な準備と作成研修を行っています。 第124回秋田県種苗交換会農業農村整備フェアのPRポスター(A3版)。大館樹海ドーム内の主会場と協賛第1会場に掲示しますので、このポスターを目にしましたら、ぜひご来場ください。