平成14年6月29日、日本中がワールドカップに揺れた余韻を受けて、
本荘市川口地内の田んぼで南内越(みなみうてつ)アドベンチャースクール主催の
『2002ワー泥カップ』が開催された。説明不要の、”どろんこ運動会”である。


南内越(みなみうてつ)アドベンチャースクールMAS(こうちょう 富樫隆夫)は、南内越地区で活動するボランティア団体で、主に子供たちを相手に多彩なイベントを提供している。
 これまでの活動には、親子魚釣り大会、県立大学本荘校でのミニかまくら作りなどがあり、アイディア豊富な地域密着型のイベンター集団である。


種目は、4競技。

1 長靴50m走 
    上品に長靴を履いて走るというのだが
    競技開始早々、無理なことに気づくことになる
2 泥舟レース
    雪国の冬の娯楽、「そり」を田んぼでやろうとい
    うのだが、楽なはずの乗り手が一番大変なこ
    とが後でわかる。
3 どろんこドッチボール
    そのまんま。
    年少組には、ルールがわからない子供がいる
    ことを主催者知らない。
4 どろんこサッカー
    メインイベント。
   どうなることか。


 今回の場所は、本荘市川口地内(本荘自動車学校向)の転作田。
 用意された田んぼは、大きさが1枚1反歩(≒10アール=1000u)、この日のために、水を張り、トラクターで代かき(泥上にかき混ぜる)してソフトな仕上がりとなった。
 後ろに見えるのは、由利組合総合病院。
近年、急激に都市化している地区である。
 忘れられようとしている田んぼ遊びをここに実現させた。

 泥に足を取られて、「走る」という単純なはずの
競技に悪戦苦闘する。 

 『ながくつ、いらなぁい!!』

 格好良く「ながくつ」を履いて走ることが、無理だとわかるのに、時間はかからなかった。

 みんな、ながくつを手に持って、素足で豪快に走る。これが、田んぼで走る第一の”秘訣”。
「泥船レース」

 雪の上であれば、当然そりに乗っている方が、
快適なはずなのに、どろ田の中では、乗り人は非常に辛い目に遭う。
 前で引く父ちゃん母ちゃんは、必死になって引っ張り走る。
 結果は、見ての通り「泥まみれ」になる。

 「父ちゃん、○×▽☆♂◇
  や゛め゛て゛▲♀☆」

  「どうぢゃんが、×▽☆♂◇、いじめた!」       「靴の中に何かいる!???」

事務局では、簡易シャワー(散水用の小型ポンプ)も用意。競技後は速やかに泥を落とす。

 この後も、競技はドッチボール、サッカーと続く。

本部テントの中では、ハーフタイムや休憩時間に、会員の畑から直送のスイカ、メロンなども振る舞われ、子供らにとっては、楽しい一日となった。



取材編集:秋田県由利総合農林事務所土地改良課

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