モミすりは、土臼などでモミからモミ殻を除き玄米にすること。長い間、木臼や土臼を使っていたが、昭和初期にゴムロール式のモミスリ機が導入され、能率は一段と良くなった。
 トウミやミは、脱穀したモミとワラゴミをモミスリした玄米とモミ殻などを選別する時に使った。玄米は、石臼でついて白米にして食べ、祝い事のときはモチをついて祝った。

臼引き作業…脱穀したモミを土臼でひいてモミガラと玄米とに分ける。この作業をしながら「臼引き唄」を歌った。 玄米の選別作業…唐箕で分けた玄米を万石通しにかけて、実りの良い玄米とクズ米に分ける。米俵に玄米を入れる時は、斗マスで計り竹ジョンゴを用いる。
土臼によるモミすり作業…モミすりとは、土臼などでモミからモミガラを除き玄米に分けること。昭和30〜40年の仙北郡内。 石臼…大豆や米などを粉にするときに欠かすことができない農具の一つ。秋田県内では、今からおよそ450年前から使っていたという説がある。
トウミ…稲を脱穀した後<モミとワラくずや、玄米とモミガラの選別などに欠かせない便利な農具。秋田県立博物館蔵。
農用扇風機…ハンドルを回し三枚の羽根で風を起こし選別する。鷹巣町ふるさと館蔵。 十文字町のトウミ…明治28年に作られた古いもの。十文字町文化センター蔵。
トウミによる選別作業…大豆をトウミで選別しているところ、雄和町。 万石通…傾斜をつけた網目を米が通るとき、小さいクズ米などは下に落ち、良い米は先端に達する選別機。
ミ(箕)の神様として信仰の対象となっている秋田市太平の勝手神社。 上手にミを動かしながら、ゴミやモミガラなどを選り分ける。
ツクリギを2つに分けて、元とうらを交互にし細かい順に並べる。 「竹つけ10年」のことばがあるように、最もむずかしい作業である。
ミづくりの作業場、田口召平蔵。 出来上がったオイダラ箕。