総合学習出前授業

 雄勝地域振興局農林部では、昨年度から湯沢・雄勝管内の水土里ネット等と連携して、管内小学校総合学習の出前授業を開催しています。今年度は、12校(昨年6校)を予定しています。
 6月14日に羽後町立明治小学校で今年度最初の出前授業が開催されました。
 出前授業は、体育館に集まった4年生から6年生46名を前に、水土里ネットうご齊藤理事長による土地改良区の役割についての授業から始まりましたが、土地改良区を知っている生徒はゼロと、あらためて21世紀創造運動や農業農村整備の広報活動の必要性が再確認されるものとなりました。
 続いて各講師による農業の歴史や農業・農村の果たしている役割、お米の種類、ご飯の歴史、お米ができるまでの作業時間などの授業や、児童が持参したお米の食味計での成分試験、食味体験を実施しました。その後、グランドで農事用ラジコンヘリによる操縦実演を見学しました。
 特に食味計による分析では、74から75の測定値で、これは美味しいお米と判断されると歓声が上がっていました。食味体験でも品種による違いを体験したことに喜々とした表情を感じ取ることができました。
 自分の住む地域や農業の大切さを理解されたことを感じ、この日の出前授業を終了しました。また今回の米の品種については、学校側からの要望で授業に取り込んだもので、農村整備課の専門外分野であることから普及指導課からの指導で資料を作成して実現しました。水土里ネットうご、JAうご、雄勝地域振興局農林部一体としての対応に大きな意義を感じています。この広がりが将来の農業農村の活性化に繋がることを確信したい。

水土里ネットうご齊藤理事長の授業
水土里ネットうごメモ
 羽後町土地改良区は、平成16年3月31日に羽後町の旧3箇所の土地改良区が合併し、新生「羽後町土地改良区」としてスタートしている。地区面積が2,463haと国営事業を受益としていない改良区としては、県内最大面積を持つ改良区となっている。 
  水土里ネットうご齊藤理事長による土地改良区の役割についての授業
三浦農村整備課長の授業
講師の三浦農村整備課長による「農業と農村のいろいろな働き」の授業

子供たちからは、「雄物川の水は農業のどのような所に使われているのか?」「田んぼ1枚でどれくらいのお米がとれるのか?」などの質問が出ていました。

食味体験に使用されたお米のサンプル 食味体験に使用されたお米のサンプル
生徒の食味体験に使用されたお米のサンプル 6品種が準備された
食味体験の様子 食味体験の様子  

JAうごの提供による6品種+古米1種の食味体験    
ラジコンヘリ ラジコンヘリの操縦士
 ラジコンへりによる農薬散布の模擬飛行と操縦士

 羽後町では、現在3グループが各1機を所有している。17年にさらにそれぞれ1機を導入する計画がある。周辺機材を含めた1機あたりの購入費は約1,200万円、操縦免許取得経費約40万円とのこと。

ヘリを囲んでの記念撮影
ヘリを囲んで記念撮影
 授業終了時刻は午後1時頃と、昼食時間を惜しんでの授業となりました。生徒も先生方も大変お疲れ様でした。

取材・編集 雄勝地域振興局農林部農村整備課