農業農村整備事業の環境に係る情報協議会
農業農村整備事業の環境に係る情報協議会

 平成17年度第1回農業農村整備事業の環境に係る情報協議会が開催されました。本協議会は農業農村整備事業における環境との調和への配慮について客観性・透明性を確保し、事業の円滑な推進を図ることを目的に、調査・計画段階から環境に関する意見交換をするものであります。協議会の委員については農村計画、地域計画、環境計画、土地改良施設管理、地域づくりの実践者の5名から構成されています。


◆日時  平成17年8月19日(金)  13:00〜

◆場所  みずほ苑 3階芙蓉の間

◆協議会の委員

氏  名          所属・役職名          専門分野    
   金田  吉宏              秋田県立大学生物資源学部助教授        環境計画
   斎藤  とし子              グリーンレディースにかほ代表   地域づくり
   鈴木  トシ子      元 鳥海町笹子土地改良区職員   施設管理
   豊島  君男               元 県立金足農業高校教頭   農村計画
   真勢   徹                秋田県立大学短期大学部教授   地域計画

                                                       *五十音順


情報協議会の委員の皆様
農山村振興課 佐藤課長のあいさつ

「環境への負荷軽減を図った事業を計画していきたい」
協議会には、関係市町村、土地改良区、地域振興局等から47名が出席しました。
県の担当者から
平成18年度新規予定地区についての環境配慮内容が説明されました
委員からの指導・助言

◆協議地区一覧

事業名 地区名 市町村名 備 考
かんがい排水事業 鷹巣三堰 北秋田市
松倉 大仙市
地域用水環境整備事業・ため池等整備事業 足田 羽後町
担い手育成基盤整備事業(区画整理型) 常盤本郷 能代市
藤琴 藤里町
左手子 秋田市
本堂城回 大仙市・美郷町
担い手育成基盤整備事業(高度利用型) 国見 大仙市
防災ダム事業 南外 大仙市
ため池等整備事業 松館 鹿角市
矢崎 二ツ井町
樽堤 由利本荘市
土手ヶ沢 羽後町
農業用河川工作物応急対策事業 岩城 湯沢市
 
県営計 14 地区
 
むらづくり交付金 合川 北秋田市
中山間地域総合整備事業 山瀬 大館市
上小阿仁 上小阿仁村
農業集落排水資源循環統合補助事業 道城 北秋田市
大沢 峰浜村
下岩川 山本町
三本扇 大仙市
松岡 湯沢市
嶋田 羽後町
〃                     (機能強化) 由利 由利本荘市
 
団体営計 10 地区
 
 
合計 24 地区

◆協議内容

地区名 質問・助言等 回答 配慮措置
鷹巣三堰
(かん排)
水路への転落防止として、防護柵を設置する計画となっているが、民家近くの水路だけでなく子供達の通学路にも設置して安全配慮をしてもらいたい。(斎藤委員より) 地元自治会からの要望により場所を決定している。要望箇所には通学路も含まれていると考えられる。 騒音対策・濁水流出防止
松倉
(かん排)
本水路は冬期間も水が流れるのか。また防火用水などの生活用水の利用はあるか。(鈴木委員より) 冬期間は維持管理のため少量ではあるが通水させている。また、下流域の一部では防火用水としての利用もあり、地域の生活に密接している。 濁水流出防止
足田
(地域用水・ため池)
水質浄化として、ヨシを植えることになっているが維持管理が必要。うまく管理していかないといけない。(金田委員より) 土地改良区を主体とした維持管理体制の確立を進めている。 濁水流出防止
国見
(経営体)
本地区で検討している湧水池の確保はイバラトミヨ保護のためか。(豊島委員より) 現況排水路(柵工)に生息しているイバラトミヨ雄物型の生息場所確保のためである。湧水の復元は地元の要望です。 濁水流出防止
本堂城回
(経営体)
環境配慮の措置として盛土工法について説明をしてもらいたい。(真瀬委員より) 地下水涵養範囲において地下水脈が排水路によって分断されないように、影響のない高さまで盛土を行う。 濁水流出防止
本堂城回
(経営体)
地区内において湧水がある場所は湧水量を計測しているか。湧水が無くなるのが心配だ。(斎藤委員より) 湧水量の計測はしていないが、観測孔を設けて地下水位の計測を行っている。隣接地区で盛土工法による湧水保全の実績があるため参考にしていく。
本堂城回
(経営体)
維持管理は関係農家がおこなうか。(鈴木委員より) 地区によっては、地域全体で行う地区がある。環境配慮工法の計画も含め維持管理体制についても地元の環境情報委員会で協議をして合意している。
南外ダム
(防災ダム)
ダムの施設の管理についてはどのようになっているのか。大きなダムなので、ハード施設後の管理について心配である。(真瀬委員より) 南外ダムは既設のダムであり管理については大仙市(旧南外村)で管理をしている。 景観の保全・濁水流出防止
岩城
(河川応対)
頭首工では魚類の調査を実施しているのか。(真瀬委員より) 直下流で事業を実施している稲庭頭首工の調査結果を参考にしている。(ヤマメ、イワナ等) 魚類の天然遡上等の育成
合川・山瀬・上小阿仁     (むら・中山間 環境配慮措置として、「濁水防止」としているがどのようなことを考えているのか。また、期間はもうけているのか。(豊島委員より) 掘削による排水をポンプで吸い上げ汚れていない水を排除する。期間は工事期間中としている。 濁水流出防止
由利
(集排:機能強化)
維持管理においても地元負担が生じるのでその点を地元の方々へ周知してほしい。(鈴木委員より) 維持管理についても地元負担が生じることを周知するようにします。 集落環境の改善




編集 秋田県農林水産部農山村振興課 農村整備計画班
TEL 018-860−1855、1856