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Save Ibaratomiyo.

 トゲウオ科のイバラトミヨは、環境庁や県などが絶滅危惧種に指定している。主に県南地方で生息しているが、水路の改修や池の湧き水の枯渇などで減少が著しい。
 雄勝町寺沢地区では、平成9年度から、ほ場整備が始まり、水路が改修される。これまで生き残ってきたイバラトミヨも死滅してしまうと、町と県が「広報おがち」などで、住民に呼び掛け、農家や市民団体「秋田淡水魚研究会(ザッコの会)」のメンバー、地域住民と子供たちが一体となって救出作戦を展開、1時間余りの作戦で計48匹のイバラトミヨを保護する成果をあげた。

 雄勝町で行われているほ場整備事業の寺沢地区内で、地元横堀小学校の理科クラブが、用水路にてイバラトミヨを発見!
 イバラトミヨは、地元の人からは「ハリザッコ」と呼ばれ、昔は町内のあちこちで生息しており、食用としても親しまれてきたが、最近の水路の改修やわき水が枯れてしまうことなどが原因で、今では絶滅危惧種となってしまった。(写真は平鹿町教育委員会提供)
ハリザッコを救おうと、「捕獲大作戦」の当日には、あいにくの雨にもかかわらず、町内外から約150人が参加。当初町では、参加者を50人程度と予想。事前に町と県が広報や新聞等で呼びかけ、積極的にPRした成果がここに。 各自持ち寄った網を手に、水路に入りイバラトミヨを探す様子。傍らにはバケツ。
今朝方から雨で水路が濁り、流れが速くなり元々数が少ないため、捕獲数が心配された。主催者である町は、20匹位採れれば良いのではと話していた。
さあ、捕獲開始!自分の身長以上の網を駆使し、横堀小学校の児童らが中心となりイバラトミヨを捕獲。
「おぉっ!いだ、いだ!」の歓声があちこちでこだまする。
今回の捕獲作戦は、後日全国放送のテレビや新聞などにも広く伝えられ、マスメディアの関心の高さが伺える。
深い”よどみ”では、大人たちが先陣をきって、「たも」や「ざっこあみ」を動かす。
懸命に網を操る大人たちは語る、「昔はここらへんで、ドジョウやイワナなんかを追いかけたなぁ」
浅い用水路では、小、中学生が大活躍。土水路の慣れないぬかるみに足をとられながらも、真剣な眼差しで捕獲作業は進んだ。子供たちの思いはひとつ。
捕獲されたイバラトミヨは、体長3p〜6pほど。巣づくり前の捕獲でもあったため、産卵したメスも見られた。これで「地域の貴重な魚を保護したい」という横堀小学校児童らの願いがかなうことになる。 各自捕獲したイバラトミヨを持ち寄った結果、最終的には48匹の捕獲に成功。専門家らのアドバイスも相まって、予想を上回る捕獲数となった。
体長やオス、メスを判別した後、町内の別の生息地へ一旦放流されるイバラトミヨ。新しい保護地が完成する日が待ち遠しい。
 寺沢地区では、農作業の効率アップと管理の省力化を図るほ場整備と貴重なイバラトミヨとの共存を目指した検討会を行い、整備後は、(右の写真は、実際にイバラトミヨが生息している平鹿町の天龍沼)できるだけ自然に近い保護池をつくり、ここで町の教育委員会と農家・非農家、子供たちを含む地域ぐるみで保護育成を図っていく計画である。

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