農免農道整備事業 「象潟地区」 が本年度全線開通を向かえた。
象潟地区は、象潟町子才ノ神から同町西中野沢まで、南北に縦貫する全長約4kmの基幹農道である。

  これまでは、奈曽川渓谷により地域が南北に分断され、東西方向の狭小な農道から国道を経由して交通を確保していたが、本地区の全線開通により、農地、集落、各種農業施設を短時間で結ぶ農業交通の重要な役割を発揮することになる。

  輸送時間短縮による走行費用の軽減はもちろん、農業生産物の荷傷み防止など、農作物の搬入出の合理化が図られることになる。また交通量の多い国道を経由しないで済むため、農業者の安全は格段に向上することになる。

概略地図
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位 置 図

事業の概要
1、事業の
  概要
 計画延長は、奈曽大橋を含む全長3917mで、全体を先発の象潟地区(H4着工)から後発の象潟2期地区象潟3期地区の3地区に分割して実施、奈曽大橋は、象潟3期地区で造りました。
 農免農道整備事業とは、「農林漁業用揮発油税財源身替農道整備事業」の略称で、農林漁業用に使用される揮発油について、免税相当額を財源に、農業振興すべき地域において基幹となる農道を整備します。
2、受益
  面積
    水田  1,006ha
    畑       34ha
    草地      9ha    計 1,049ha

3、地区別事業費・事業量
地区名 事業費(千円) 事業量(m) 実施期間
道路 橋梁
象 潟    618,000 2,160 0 2,160 H 4〜H 9
象潟2期    547,400 1,547 0 1,547 H 7〜H12
象潟3期   1,033,300 30 180 210 H10〜H14
 合計   2,198,700 3,737 180 3,917  

4、道路の規格
   全幅員         7.0m
   車道幅員        5.5m
   路肩幅員    片側0.75m 
   設計速度        40km/h

5、奈曽大橋の形式
   構造形式      PC2径間連続箱桁橋   
   架設工法      カンチレバー工法(片持ち張出架設工法)
工事中の
写真
 
 下から支える支保工を用いないで、橋脚頭部から架設作業車(ワーゲン)によって左右順次張り出しながら主桁を作り足していく工法。主に、河川流量が多い場合、渓谷などで桁下空間が大きい場合などの支保工施工が困難な場合に利用され、大きな威力を発揮する。
 奈曽大橋では、1回の施工長さを2.5m〜4.0mとして、両側に19回ずつ張り出して製作した。 
大きさは
どれくらい?
完成写真

6、現場見学会
   平成13年8月2日、奈曽大橋(当時は、まだ名称不定)の施工まっただ中、
   象潟小学校の子供らを招いて、現地見学会を実施。
    (主催は、象潟町工業振興連絡協議会、象潟町)

   壮大なやじろべーに驚きと関心を示した。
   そして、彼らはこの橋の秘密を知った。


編集作成は、秋田県由利総合農林事務所土地改良課です。
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