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秋田県由利郡 象潟町

  象潟町は、秋田県の南西部に位置し、南東には2,236mの独立峰・鳥海山がそびえ、西には日本海、南は山形県遊佐町と接し、町の総面積は124km2である。
 象潟は昔、東西1.5km、南北5km程の入江で、大小100以上の島々を浮かべ、水面には南にそびえる鳥海山が島の間を縫うようにその姿を映し出し、松島と並ぶ景勝地として知られていた。しかし、文化元年(1804年)の地震で潟底が2.4m程隆起し、潟は一夜にして消滅、現在は水田に代わり、水田の中に103の島が残っている。
 本町で開催されるスポーツイベント「秋田トライアスロン芭蕉レース象潟大会」は、3,000人の町民ボランティアにより運営され、参加者が九十九島や鳥海山など象潟の美しい農山村風景の中を地元の人々の声援を受け駆け抜けるレースである。厳しいレースの中にも町民との交流を求めて全国各地から400名近い参加がある。

※ 2000年度アメニティー・コンクールより
 田口 記

 九十九島周辺の水田に一斉に水が張られ、その水面に浮かぶ鳥海山と黒松の春の姿はかつて入り江だった昔の姿を再現しています。
「九十九島の松を守る会」では、松を後生に残すため、草刈りや枝払い等の作業を実施しています。
環境保全を目的に「鳥海山にブナを植える会」では、植樹等の活動を実施しています。
 スポーツイベント「秋田トライアスロン芭蕉レース象潟大会」は、参加者が日本海、九十九島、鳥海山等の象潟の美しい風景の中を駆け抜けるレースで、好評です。
 「道の駅象潟・ねむの丘」の展望室からは九十九島、鳥海山、日本海、象潟の町並みが一望出来ます。
 「道の駅象潟・ねむの丘」中核施設の隣に農林水産物直売施設があり、農産物を始め、海の幸、山の幸が所狭しと並べられ、町内外の人々の交流の場となっています。
 鳥海山にしか生息しないチョウカイフスマをはじめ、約120種類の高山植物が群生しています。
 元滝周辺には鳥海山からの伏流水が勢いよく流れ落ちてきます。耳を澄ますと、地中の水音が聞こえます。
 鳥海山の伏流水が海底にわき出て、象潟の特産品である岩ガキを始めとする海の幸を育んでいます。
 船から降ろしたカキの塊を家族全員で個々に選別し、箱詰めの作業を行っています。
 農業用水の水温が著しく低く、低温被害に悩まされていました。水路勾配を緩くし、落差工を設置した「温水路」の完成で農業経営は安定しました。
 当町では、将来にわたって良好な環境保全をするため、「象潟町住み良い環境づくり条例を制定」しています。町ぐるみでクリーンアップを実施。
 鳥海山の湧き水の周辺や川底には多種多様のコケ類が密生し、鳥海山にしかない鳥海マリモが確認されています。
 九十九島周辺の景観を守るため、行政と農家は協力して環境維持に努めています。
 鳥海山、海岸、九十九島等の約6割が自然公園です。それぞれがその特異性を発揮しながら、「山と海と史跡の町・象潟」を形成しています。
  国指定重要無形民俗「上郷の小正月行事」では、子供達が主役のサエの神行事があります。
 写真は一風変わった「嫁つつき」です。
 県文化財に指定されている延年チョウクライロ舞です。「チョウクライロ」は「長く久しく生きる姿」の意味で、延命長寿を願うものであると伝えられています。
 文化財への保護意織の普及と高揚を図るため、年一回、子供達の伝承芸能交流発表会が開催されています。
 東京浅草会と姉妹提携しています。年一回東京浅草において観光物産、木工体験に親しんでもらうため、物産展及び直売会を開催しています。
 ハタハタ資源の回復を願って「ハタハタ産卵場造成試験」などを実施しました。ホンダワラ(海藻)にたくさんのブリコが付着しています。

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