秋田県埋蔵文化財センター運営協議会は、発掘調査以外の業務における埋蔵文化財センターの運営等についての提言を得る機関として、設置されました。
10名の委員により構成され、埋蔵文化財センターの新しい在り方等について話し合われます。
1 名 称 秋田県埋蔵文化財センター運営協議会
2 所管部課名 秋田県埋蔵文化財センター
3 設置日 平成13年11月1日
4 設置目的 秋田県埋蔵文化財センターの適正な運営と効果的な事業の推進を図るための助言を得ること。
5 委員構成 委員は10名以内で組織し、委員長及び副委員長各1名を置く。
6 委員任期 委員の任期は2年とする。ただし再委嘱できるものとする。
7 協議会の開催 協議会は所長が召集し、原則として1年に2回開催する。


平成19年度 第1回運営協議会

開催期日 平成19年7月3日(火) 午後1時30分〜4時
内 容
 所長からの説明・報告
 
(センターの機能・役割、これからの活動目標について)
1.埋蔵文化財センターの専門性を活かした活動
  • 埋蔵文化財の調査及び研究を推進していくこと
  • 教育普及活用を充実させること
2.埋蔵文化財の保護思想の普及を図っていくために
  • 「秋田21総合計画」における文化遺産の保護継承と活用、文化財に親しむ機会の充実を図ること。
  • セカンドスクール的活用などをとおして学校教育における豊かな個性や想像力を育むための体験学習・ふるさと教育を推進していくこと。
  • 県民が生涯にわたって学習できる場や機会をつくっていくことと関連付けて、埋蔵文化財を活用した事業の普及・展開を図ること。

 全体協議のテーマ

  • 地域における機関連携と地域振興について
  • 教育普及活動について
  • ボランティア等非営利団体との協働について

 委員からの主な提言

  1) 地域における機関連携と地域振興について

 今年は国体が控えており、うまく連携すべき。限られた予算の中で大変だが、マンパワーを活用するなど工夫が必要。地域振興についてはもっとPRをすべきではないか。まずは埋蔵文化財センターが所在する仙北地域ということで考えるのなら、年に1回程度の事務担当検討会を開催してはどうか。

  2) 教育普及活動について

 セカンドスクールの学校に対してPRが必要。社会科研究協議会の総会に埋蔵文化財センター職員が出向いて説明するとか、歴史の先生に案内を直接送るといったことも必要ではないか。また、高校生にもっと利用されるよう考えるべき。学校側が埋蔵文化財センターのホームページから必要な資料を入手できるようなシステムを作れば便利。セカンドスクール以外では、お祭り(スタンプラリー、民話、土器パズル競争)などを開いたら人も集まり、盛り上がるのではないか。

  3) ボランティア等非営利団体との協働について

 普及活用事業の充実により、県内の考古ファンは確実に増えている。そうした方々は埋蔵文化財センターのサポーターでもあるので、自主的にボランティアとして登録する制度を設けてはどうか。

  4) その他

 埋蔵文化財センターと県立博物館の棲み分けが必要。埋蔵文化財センターはあくまで調査・研究発表で、教育普及は県立博物館ではないのか。また、仙北地域のみならず、人口のもっとも多い秋田市を中心とした活動にも配慮してほしい。

委員からの提言を受けて

 協議会で提言いただいた事項について、可能なものから手がけ、検討すべきものは検討し、次回の協議会で報告、検討する事にしました。


平成19年度 第2回運営協議会

開催期日 平成20年3月6日(木) 午後1時30分〜午後4時
内 容
 所長からのあいさつ
1.来年度の埋蔵文化財センターの組織について
  • 今年度で北調査課と中央調査課は閉課する。
  • 来年度からは大仙市と男鹿市の2施設となる。
2.今回の運営協議会の概要
  • 今年度実施した事業概要の紹介。
  • 第1回運営協議会をうけての改善点。
  • 今後の事業をより良く実施するための提言、協議。。

 全体協議のテーマ

  • 平成19年度発掘調査について
  • 平成19年度秋田県埋蔵文化財発掘調査報告会について
  • 平成19年度普及事業について
  • 委員から埋蔵文化財センターへ望むことについて

 委員からの主な提言

  1) 埋蔵文化財センター特別収蔵庫(展示室)について

 小学校の教科書から縄文時代が消えたこともあり、展示室では大まかな日本の歴史の流れが分かるように、工夫してもらいたい。各時代の長さが一目で分かるような年表を作成してはどうか。

  2) 教育普及活動について

 現在の普及活動を見ると、限られた人数にもかかわらず、非常に幅の広い活動内容で、はたして全てに対応できるのかという思いも出てくる。その年度の重点項目を掲げていると思うので、そういうことをもっとアピールしては。
 サポート授業については大変いい効果を上げていると思うので、今後、もっと推進していくべき。
 今年度、明徳館高校でやっている講座を、他の学校でも1単位もので入れてもらえれば面白いのではないか。すぐ近くに郷土の歴史があり、それは中央の歴史にもつながるのに、子供たちはそれを知らないために授業が机上の空論のようになってしまっている。
 学校の歴史の授業をうまく補うように工夫できれば、血肉の通った歴史教育になり、学校側も助かる。
 「ふるさと考古学セミナー」や生涯学習センターとの連携で実施している「発掘・あきた考古ゼミ」では縄文時代がテーマとして多く取り上げられているが、あまり馴染みのない中近世についてもお話していただきたい。
 今は報告会や講座が、体験学習と一緒になったような形のものが求められているのではないか。年配者でも石器作りができるというような、体験的な活動をからめるともっと興味作りに貢献できるのでは。
 埋蔵文化財センターに行ってみたいが足がないという人のためにツアーを組んで、払田柵と農業科学館とあわせてバスで巡るようなことを考えてもよいの
ではないか。
 セカンドスクールに関しては今年度の利用校や利用形態、その他に考えられる利用のあり方などを、埋蔵文化財センターでまとめてもらえれば、学校側も利用の際のヒントになるのではないか。

  3) 広報等について

 6月に北秋田市で全国植樹祭があるが、農業科学館と連携で実施している「縄文土器に生ける山野草展」のようなものを出展すれば、いいPRになるのでは。
 パンフレットや各種チラシに、出前講座・出張展示などの案内も掲載すれば集客につながるのではないか。
 秋田市にある中央シルバーエリアといった親子が多く訪れるような場所にチラシなどを置けば効果が上がるのでは。
 払田柵跡や柵の湯に行っても、埋蔵文化財センターに展示室があるということが分からない。目立つような看板を作るなど工夫をして、近くを通る人にアピールしてはどうか。

  4) その他

 連携について、2者から3者への連携へという埋蔵文化財センターの考えに賛成する。その1つとして、県の機関どうしの連携のみではなく、NPOなどの団体との連携も視野に入れてはどうか。

委員からの提言を受けて

 協議会で提言いただいた事項について、よりよい事業を推進できるよう、可能なものから手がけ、検討すべきものは検討し、次回の協議会で報告、検討する事にしました。



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