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| ミニ・コラム(平成23年度掲載分) | ||||||||||
| ■新年度の発掘調査・イベントと、昨年度の調査成果の報告会について(第40回) 震災お見舞い申し上げます。 余震が続く一方で、うずたかく積もっていた雪も消え始め、春の気配が濃くなってまいりました。 まもなくセンターは、あちこちの学校から元気な生徒たちが、見学に訪れる時期です。 昨年度末の発掘調査報告会は、残念ながら東北地方太平洋沖地震の影響により中止しました。 しかし、新年度をむかえて改めて報告会を開催することにいたしました。皆様に昨年度の発掘調査成果を分かりやすくお伝えします。是非ご来場ください。 今年度も企画展や古代発見!バスツアーなどの各種イベントや、県内12箇所の発掘調査を予定しております。 随時最新情報を掲載してまいりますので、たくさんのご参加をお待ちしています。 |
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| ■今年度の企画展について(第41回) センターでは現在、平成23年度企画展「漆下遺跡〜環状列石とその時代〜」を公開中です。 漆下遺跡は今から4,000 〜 3,000年前(縄文時代後期)の遺跡です。 秋田県北部、森吉山麓に計画された森吉山ダム建設にさきだって、平成13年、14年、18年に発掘調査されました。 ダムに沈む小又川の川べりからは、本流、米代川流域の大規模な墓地であり祭祀遺跡である、伊勢堂岱遺跡や大湯環状列石と同じ時代の石造りの遺構が見つかりました。 そして、一遺跡としては県内最多の土器をはじめ、各種の石器、漆製品、アスファルトなど様々な品々が出土しました。 現在、すでにダム建設は完了し、遺跡は湖の底に眠っています。 是非センターへ足をお運びいただき、豊富な展示物を通して、遙か遠い縄文時代の暮らしに想いを馳せてみてください。 お待ちしております。 |
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| ■糸玉のCTスキャン(第42回) センターでは現在、平成23年度企画展「漆下遺跡〜環状列石とその時代〜」を公開中です。 漆下遺跡の出土遺物には、赤漆を塗った糸をドーナツ形に巻いたものがあります。 糸玉の糸そのものは既に腐朽し、赤漆の膜のみが残っている状態なので、非常に脆くなっています。そのため形を崩さないよう、周りの土ごと掘り上げて保存処理を施しました。 しかし土ごと取り上げた糸玉は、裏側を観察したり、正確な厚み測ったりすることが難しく、掘り上げた土の中にも糸玉が隠れている可能性があります。 これらを確認するため、秋田県産業技術センターで糸玉をCTスキャナーで計測していただきました。下の画像と動画は、計測三次元データから作成した糸玉の姿です。 この計測により、隠れた糸玉はないこと、見つかっている糸玉の厚みなどがわかりました。 現在、この糸玉の実物も企画展にて展示中です。是非ご覧においでください。
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| ■猿顔土器と動物形土製品の三次元データ センターでは現在、平成23年度企画展「漆下遺跡〜環状列石とその時代〜」を公開中です。 前回は、CTスキャナーで計測した糸玉の全容を紹介しました。 今回は、糸玉と同じく漆下遺跡の出土遺物である、猿顔土器と動物形土製品を計測した三次元データの動画を紹介します。この計測には、工業製品や医療器具などの試作に用いられる機械を使いました。実物にレーザー光をあて、その反射光を読み取って三次元データを作成しています。 さらにこの三次元データを元にレプリカを作成しました。0.1mmの間隔で計測した三次元データを使って自動的に成形されたレプリカは、縄文の一つ一つまで精密に再現されています。 現在、レプリカを実物と並べて展示中しております。是非ご覧においでください。 |
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