@ 本稿の集成は、国立歴史民俗博物館『経塚データベース』作成のため、平成15年度にまとめられた資料が基となっている。作成担当者は、高橋学と今野沙貴子である。

A 今回紹介する事例の中には、作成者が未だ実見していないものも含まれており、そのような例については情報不足な点も否めない。ご了承願いたい。

B 遺跡の種別は
=埋経の経塚」 「=納経の経塚」「=中近世以降の礫石経塚」
 「=近世以降の廻国納経塔」
(関1990)である。

C 遺跡の現況欄には、現存するものには現在の形態を、既に消滅しているものにはかつて確認されていた形態を記した。形態に関する情報が残っていない、あるいは把握していない事例は「不明」とした。礫石経塚については多様な形態が認められるため、以下のように記号化した。
 A
 土抗などの地下施設に礫石経を埋納後、地上標識として経碑を建立してある。
 B 土抗などの地下施設に礫石経を埋納後、地上標識としてマウンドを築造してある。
 C 土抗などの地下施設に礫石経を埋納後、地上標識としてマウンドを築造し、その上に経碑を建立してある。
 D 土抗などの地下施設に礫石経を埋納しているが、マウンドや経碑などの地上標識が特に見られない。
 E 建物の床下に礫石経を埋納する、あるいは敷きつめてある。
 F 礫石経を埋納せず、それ自体を積み上げたり、まいたりしている。
 G 礫石経埋納を主たる目的としていない。


  さらに、経碑をもつA・Cに関しては、経碑の形態で以下のように細分した。
 
a,石仏、宝塔  b,角柱型石碑 c,自然石 d,小規模な祠など、石碑・石塔以外のもの。

【参考文献】
 関秀夫1990『経塚の諸相とその展開』雄山閣出版

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※平成20年4月に更新しています。