本集成は、墨や朱・漆、箆状工具等により記された土器・陶器・磁器・瓦・漆器・石器・紙・木製品等の遺物、いわゆる墨書土器、木簡、漆紙文書の類が出土した遺跡を一覧したものである。ここには印章や刻印(スタンプ)瓦、焼印も含む(ただし金石文・経石を除く)。
 対象時期は、古代から近世までとする。特に中世以降は遺漏が多いと思われるので、誤記の指摘と共に、情報の提供をお願いしたい。
 なお“箆書”と“刻書”については、前者は土器等の製作時に記された、いわば焼成前の記銘であり、後者は焼成後の記銘と区別している。これは前者が工人などの生産者が記し、後者は消費地に入ってから使用者が記した可能性が高い。ただし、呼称名は別として両者を区別して報告される事例は少なく、明らかに焼成後の記銘であることを作成者(高橋学)が確認できたものについて、“刻書”の項目に入れ、確認できないものは全て“箆書”の項目に収めている。

                                                2008/5/9更新
秋田県内文字資料出土遺跡一覧
秋田県内文字資料出土遺跡一覧(181件収録)はこちら