| 2003/08/20総務部情報公開課 |
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県内で唯一の国宝は・・・と聞かれて、すぐに答えられる人は、地域文化に相当造けいの深い人。正解は、 中仙町にある水神社(すいじんじゃ)のご神体「線刻千手(せんこくせんじゅ)観音等鏡像」。 各地にさまざまな文化遺産が伝承され、世界遺産(白神山地)まである秋田県に国宝がひとつだけ、ときい て意外に思う人も多いのではないでしょうか。 ところでこの「鏡像」ですが、一般に公開されるのは年間を通してわずか1時間だけ、水神社の例大祭が行 われる8月17日の午後2時から3時まで。今年は17日が日曜日ということもあって、「花まるっモニター ツアー」の一行が到着した時にはすでに参道に長い行列ができていました。 五穀豊穣を祈願した舞いなどが奉納された後、いよいよご神体との対面。鏡像そのものは直径が13.5c mとやや小ぶりですが、格調高いガラスケースに収められ、黒ずんだ色調にいかにも歴史の重さが感じられて、 見る人を厳粛な気持ちにさせます。 |
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この鏡像ですが、延宝5年(1677年)用水路工事の際に出土されたと記録されており、青銅にスズのメッ キがほどこされ、中央には千手観音像、その周りに観音八部衆などが精巧な線刻でくっきりと描かれています。 平泉の藤原文化を今に伝える貴重な遺産とはいうものの、つくられた年代や場所、つくった人、その目的な ど、詳細はすべて不明とのこと。また、神社のご神体が観音様というのも何かいわくありげですが、そうした 多くの謎を秘め、見る人の想像力をかき立てるというのも歴史的遺産としての魅力のひとつなのかもしれませ ん。皆さんも機会がありましたら是非ご覧になってみてください。 ちなみにこの「花まるっモニターツアー」、県内に住んでいても日ごろ接する機会の少ない伝統文化や観光 スポットをバスで巡るもので、(社)秋田県観光連盟が企画しています。 今回は、水神社の参拝に続き、同じ中仙町の水板倉(みずいたくら:ネズミ対策として水を張った池の上に 倉庫を建てお米などを保管)、(有)エスエスフーズ(有機栽培の大豆を使った手作り豆腐などを販売)を訪 れた後、西木村の「戸沢氏祭り」へ。 お祭りの会場となった河川敷では、盆踊りやステージでの生演奏、夕闇迫る中で竿灯の友情出演、灯ろう流 し、そしてフィナーレは大花火大会。頭上に開く大輪の華やかさはもちろんですが、打ち上げ場所が近いだけ に発射音がすごい迫力。 屋台のビールを傾けながら花火の醍醐味を堪能した一行は、再びバスで秋田市へ。 およそ10時間の日程でしたが、参加者にとっては大満足の1日でした。 ちなみに、ツアーの今後の計画などについては、次までお問い合わせください。 (社)秋田県観光連盟 担当 佐々木 秋田市山王4丁目1−2 TEL 018-860-2267 |
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