政策 : 楽しさはずむスポーツ王国づくり
 
 

現状と課題
 
 

 人々がさまざまな価値観や個性的なライフスタイルを持つようになり、多くのスポーツが競技力の向上のみならず、心身の健康づくり、気分転換、仲間づくり、生きがいなどのさまざまな目的で楽しまれるようになっています。このため、多様なスポーツ・レクリエーションの機会、施設、指導体制を整え、スポーツをより身近なものとする必要があります。
 社会環境の変化は、多くの人々の身体活動の減少、精神的ストレスの増大をまねき、青少年には運動能力や体力、たくましさの低下をもたらしています。
 また、核家族化や少子化、居住環境の変化の中で幅跳びやボール投げができないなど「走・跳・投」の運動能力のアンバランスな子どももでてきているほか、児童生徒数の減少、高齢化に伴う選手や指導者の不足などでスポーツ活動の停滞や競技力の伸び悩みも見られます。
 このため、子どもからお年寄りまでライフステージに応じて楽しくスポーツに接することができる環境を充実させるとともに、多様なスポーツ活動を適切に指導できる人材を育成するなど、スポーツを通じて健康で豊かな生活を実現する必要があります。
 かつては「スポーツ王国」といわれた秋田。インターハイでは、バスケット、自転車、レスリング、ボートなど安定した成果をあげていますが、近年は国体での順位が低迷しています。このため、競技スポーツの一層の振興や新しいスポーツ・レクリエーションの定着などによる「スポーツ王国」の復活をめざす必要があり、ワールドゲームズ(平成13年)、秋田国体及び全国障害者スポーツ大会(平成19年)といった大規模なスポーツイベントをそのための契機にする必要があります。
 さらに、これらの大会を県民一丸となって秋田らしさあふれるものにするとともに、生涯スポーツ発展の好機ととらえ、スポーツ文化の振興に結びつける必要があります。
 

 

 

(注)小6(11歳)。全国平均値(平成9年度)を基準(50)とするスコアによる本県(平成10年度)との比較(教育庁)
資料:保健体育課調べ
 
 

施策と目標
 
 

明るく健康的な暮らしを培うスポーツの振興
 生涯スポーツの推進に当たって、ライフステージや身体条件、雪国秋田の地域性に応じて必要なスポーツ、楽しめるスポーツの普及・啓発に努めるとともに、子どもからお年寄りまでが、生涯を通じていろいろな目的で手軽に利用できる身近なスポーツ施設の整備の促進や、観戦して感動を得、参加して汗を流し、交流して心のきずなを強めたりできるさまざまなスポーツ・レクリエーション機会の充実に努めます。
 子どもたちがスポーツに関心を示して積極的に取り組めるよう、学校やスポーツ少年団活動など地域でスポーツの楽しさを伝える機会の充実に努めます。また、スポーツ指導者についても科学的・スポーツ理論面からの指導力の向上を図りながらその確保・育成に努めるとともに、専門教員の不在の学校等への派遣を進め、子どもたちの健やかな成長を育むスポーツ活動を推進します。
 さらに、高齢者や障害のある人も個性や体力に応じて楽しめるスポーツの普及に努め、明るく楽しい暮らしを培うスポーツの振興を図ります。
 
施 策 目 標
 
単 位
 
 年  現 状 
 
平成22年
(2010年)
スポーツ年間行動者比率
*過去1年間にスポーツ行動を行った者の 20歳以上人口全員に対する割合
    %
 
 9
 
  67.7 
 
   85
 
 

ワールドゲームズや秋田国体などを契機とした新しいスポーツ文化の普及
 ワールドゲームズや秋田国体、全国障害者スポーツ大会の開催と成功に向けた秋田ならではの県民運動を推進するほか、関連施設を計画的に整備します。
 また、これらの大会を契機に、学校のスポーツ施設を積極的に活用しながら、さまざまなスポーツ・レクリエーションを県民の間に根付かせるとともに、幅広い年齢層が多様なスポーツを楽しめる総合型地域スポーツクラブの設置を進め、競技人口のすそ野の拡大に努めるなど、新たなスポーツ風土づくりを推進します。
 
施 策 目 標
 
単 位
 
 年  現 状 
 
平成22年
(2010年)
総合型地域スポーツクラブの設置数   クラブ 10   14    135
国体天皇杯順位
 
    位
 
 11
 
   22
 
 平成19年
   1
 

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